
つわりは妊娠初期の8週~16週の頃に感じられる症状で、個人差はありますが、吐き気、嘔吐、眠気、頭痛、イライラ感、かったるさなどが軽重の差はあっても感じられることが多いです。
仕事をもって働いている女性にとり、つわりは最初の「試練」でもあります。
「試練」というと大げさですが、働いている女性の妊娠、出産、育児に対応して、母体と赤ちゃんの健康の権利を守るさまざまな制度が考えられ、実行されていますが、一方で、現実にはさまざまな状況があります。
妊娠した女性は、つわりがきついときなどには、勤務短縮や時差出勤などを上司に申請できる「母性健康管理指導事項連絡カード 」というものがあります。
主治医に体の状態を客観的に書いてもらうカードです。
また重いつわりや切迫流産などのときには、状況によっては入院も必要で、職場を欠勤したり、休暇をとったりする必要にせまられます。
そうようなときに、妊娠は病気ではありませんが、おめでたいことであり、出産に向けて母体を守るため上司、同僚、職場全体が当然の権利として、その状況を受け入れ、必要なだけ充分に休養してもらう、というのが理想的です。
理想が実現している職場も多く、出産経験のある同僚に励まされる人もいます。
けれども一方では、欠勤や休暇による働き手の不足が他の同僚の仕事量の負担になり、そのしわよせを防ぐための会社全体としての余裕もない場合もあります。
さまざまな状況から、その職場の妊娠した女性の働く場への可能性が狭められてしまうことも。
どのようにしたらよいという正解はありませんが、自分の権利を守りながら、周囲への感謝も大切にして何とか乗り切りたいですね。
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